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11日 6月 2018

20180611 「いでそよ人を」、「島原」

こんばんは、リンドウです。

今回はなにかイベントに参加したわけではありませんが、現在練習中の曲について少し。

最近は「いでそよ人を」という曲を練習中なのですが、そもそも「いでそよ人を」とは、どういう意味なのでしょう。気になりますね~。

細かいところまで気になってしまうのが僕の悪い癖。

おやおや、どうやら百人一首のこの歌が関係しているようですねえ。

 

有馬(ありま)山 猪名(ゐな)の笹原 風吹けば
     いでそよ人を 忘れやはする
 大弐三位(58番) 『後拾遺集』恋二・709

 

紫式部の娘の大弐三位(だいにのさんみ)の歌です。

 

この歌が詠まれた場面の簡単な説明としては、大弐三位のもとへしばらく来なかった男が、「(あなたが心変わりしていないか)不安です」と手紙を寄越してきたので、「よくもそんなことが言えますこと」というような気持ちで返した歌というわけです。

 

有馬山は兵庫県神戸市北区有馬町にある山だそうです。

猪名は現在の兵庫県尼崎市・伊丹市・川西市付近で、昔は、この辺りは一面に笹が生えていたとのこと。

「いで」は「まったく」などの意味で、「そよ」は笹がたてるさらさらという葉ずれの音を示すとともに「そうよ」だとか「そうなのよ!」などの意味もあります。二重の意味を持つ「掛詞(かけことば)」です。

「人」は手紙を寄越した男ですね。

 

歌の意味としては、「有馬山、猪名の笹原に風が吹くと、笹の葉がそよそよと音を立てる。さあ、そのことですよ。(あなたは、私が心変わりしたのではないかと気がかりだなどとおっしゃいますが、)私がどうしてあなたのことを忘れたりするものですか。」。

 

こんな場面で詠まれた歌から生まれた曲なんですね~と思いつつ、今後も練習していきたいですね。

 

 

最後にもう一つだけ!

「島原」という曲に出てくる「ゲヘナ」と「パライソ」について。

 

ゲヘナ:今日のエルサレム市の城門の外にある、深くて狭い谷底のゴミ捨て場で、そこでは、ごみを処分するために火が燃やされ続け、悪臭を放っていた。キリスト教では罪人の永遠の滅びの場所とされており、簡単にいうと「地獄」みたいですね。

 

パライソ:ポルトガル語において、英語のパラダイスparadiseにあたる言葉で、天国・楽園を意味するキリシタン用語。

フルーツ系(ライチ)のリキュールにもPARAISOって名前のものがありますね。

これにブルーキュラソーを混ぜるとチャイナブルーっていう青くて甘くておいしいカクテルができます。

白いうた青いうたを頑張って歌った後は、白いさけ青いさけを楽しむのもいいかもしれませんね。

白いさけなら、エックス・ワイ・ジーがアルファベットの最後、「最後のカクテル、最高のカクテル」という意味もあるので良さそうですね。

僕たちも自分たちの力を最大限に発揮して最高の歌を届けていきたいですね!

 

 

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